【インタビュー】

「今日はママが主役の日」をテーマとした子育て支援マルシェ

【取り組み】

時期:2018年11月〜
場所:みのおキューズモール
概要:地域の子育て世代が笑顔でつながる素敵なじかん

【趣旨(目的)】

みのマママルシェは、みのおキューズモールとみのおママの学校、そして地域でママたちを応援したい人たちがつくる、心温まる素敵な空間(じかん)です。ここでは、「ヒト・モノ・ココロ」がつながり、みんながひとつの想いを共有しています。
また、みんながひとつになって、子育て世代を応援するこのユニークな取り組みは、地域のつながりが希薄になりがちな現代において、とても大切な役割を果たしています。

【パートナー(主催者)の概要】

合同会社みのおママの学校は、助産師が中心となって、女性たちの人生を本気で応援している、ちょっとユニークな小さな会社です。みのおキューズモールさんと一緒に取り組む活動では、「みのマママルシェ」「キューズ子育てつどいのひろば」「フードコートサポート」などを実施しています。これらの活動には年間で累計1.7万人以上のママたちが参加し、「キッズデザイン賞」や「大阪府ベスト育児制度賞」なども受賞しています。

ホームページ みのおママの学校

【主催者の取り組みへの想い】

みのマママルシェでは食・ファッション・音楽など自分が大好きなことでママを応援したい素敵な出店者さんや地域の方、全国からボランティアで参加してくれる助産師さんたちと一緒になって、子育てママが出会いつながる空間をつくっています。楽しみや癒しの提供だけでなく、地域とのつながり、人との心のつながりを大切にして、子育てママに「自分を大切にしてもらえた」という感動体験を届けています。マルシェに参加された人が体感した愛が、子どもたちやパパ、周りの人やこの地域全体にも広がり循環しているところがみのマママルシェの魅力だと思っています。

【背景】

地域社会や家族の在り方が変わる中で、人と人とのつながりが薄くなり、子育て中のママは孤立しがちです。一方で、地域にはママを応援したいと思っている企業や団体、お店、個人がたくさんいます。ただ、その熱い想いをカタチにするのは簡単ではありません。
そこで、商業施設が中心となって地域に呼びかけ、マルシェという形を作り、地域全体で子育て中のママを支える環境をデザインしています。「あなたを応援したい人たちがこんなにもたくさんいます」というメッセージを届けたいのです。
ママとママを応援したい人たちがここで出会い、つながることで、ママの日常に笑顔が増え、その笑顔が地域社会や子どもたちの明るい未来につながることを心から願っています。

【参加の声】

・みのマママルシェはスタッフさんも出店者さんもみんな笑顔で優しく楽しそうな雰囲気なので、遊びに行った自分まで笑顔になれるし、人にも優しくなれます。子育てで大変なことも多々ありますが、みのマママルシェに参加できてとても楽しかったです!
・スタッフの皆さんはみんなあたたかく、マルシェに行けば誰かしら声をかけてくれるので、ほっとできるイベントで、安心して参加しています。
・もう何度も参加していますが、いつも感じるのはスタッフさんの楽しそうな様子です。こちらまで楽しくなれて、笑顔って大事だなあと思います。

【当社ギャザリング担当から】 

初めてみのおママの学校様とお話をさせていただいたとき、みなさんの笑顔がすごく素敵で、暖かい気持ちになったことを今でも覚えています。みのマママルシェは平日の日中開催という、従来のショッピングモールの考え方でとらえると「時間も短いし、土日祝ではなく平日!?」となってしまうマルシェです。しかし、「地域社会や家族の在り方が変化する中で孤立しがちな子育てママに『あなたを応援したい人たちが地域にはこんなにもたくさんいます』」という、みのおママの学校様が最も伝えたいメッセージを深く理解することで、開催時間と曜日設定に納得させられます。結果として本当にたくさんの方々が来られているマルシェですが、その根底にある目的は「集客をすること」ではないという点だと感じています。マルシェに参加される方々の想い、主催のみのおママの学校のみなさんの想い、そしてみのおキューズモールの想いがに互いに繋がっていき、経済的には計るとができない価値もそこにはあるのではないかと感じています。