【インタビュー】
キューズモールで“働く”を通じてお金を学ぶ
【概要】
日時:2021年~
場所:もりのみやキューズモールBASE
形態:もりのみやキューズモールBASEのお店でのお仕事体験を通して、お金の知識や働く楽しさ、大切さを体感。子どもたちが自発的に参加できる内容です。
【パートナー(主催者)】
キッズ・マネー・ステーション認定講師 おやこおかね教室 大岡美紀
おやこおかね教室|大阪府豊中市 | 小学生の金融教育
大阪を中心に、幼児〜小学生の親子がお金を楽しく学べるイベントを開催しています。
ただ知識を伝えるのではなく、体験を通して「お金と人生・社会とのつながり」を子どもにもわかりやすく伝えることを大切にしています。

【取り組みの背景・趣旨(パートナーの言葉)】
キャッシュレス化が進む今、「おつりを理解できない」「小銭をお金だとわかっていない」子どもが増えています。また、友達とのお金の貸し借りやオンラインゲームでの課金など、身近なお金のトラブルも決して珍しくありません。
しかし、学校でお金を学ぶ機会はほとんどなく、家庭でも「どう伝えればいいかわからない」という保護者が多くいらっしゃいます。
そのような現状を踏まえ、親子で一緒に楽しみながらお金について考える場をつくりたいという想いで活動を始めました。
もりのみやキューズモールBASEの店舗やマルシェにご協力いただき、年に3回、実際の売場でのおしごと体験イベントを開催しています。
参加した子どもたちは、働く体験を通じて「お金は、人の役に立ち、その結果として“ありがとう”と一緒に受け取るものだ」と学んでいます。体験を終えた子どもたちの表情は誇らしく、保護者からも「家でお金の話をするようになった!」と嬉しい声をいただいています。

【これからの想い(パートナーの言葉)】
お金は使い方によって自分も他人も幸せにすることができます。ただ増やせばいいのではなく、自分の将来のために、そして社会のためにどう使えばいいのかを、子どもの頃から考えることが大人になるうえで大切な力だと考えています。
「親子で自然にお金の話ができる家庭が増えること」「子どもが将来、自分らしい生き方を選択できること」そのきっかけとなる場として、もりのみやキューズBASEでの活動を今後も続けていきたいと思っています。
【当社ギャザリング担当から】
学校で学ぶ機会がほとんどなく、大人になるとなかなか人には聞きにくい「お金」の知識。多くの子どもたちが熱心に楽しみながら学ぶ姿を見て、とても頼もしく感じました。難しいテーマながらも、クイズやゲームを通じて楽しみながら学んでいる様子が印象的で、金融知識の重要性を子どもたちが自然に理解できる良い機会になったと感じています。また本イベントはもりのみやキューズモールBASEの実際の店舗での仕事体験の中からも学ぶこともでき商業施設で実施する意義もあったと思います。
本イベントで得た知識や経験が、子どもたちの将来において新たな発見や前向きな行動につながることを願っています。