【インタビュー】

都会の中で自然を感じる時間を ~しめ縄作り~

【取り組み】

時期:2025年12月20日
場所:もりのみやキューズモールBASE フードコート前
概要:地域の子育てサークル「もりまちっこ」のみなさんとの取り組みの一環

<関連する別の記事>
“はなにわ”と“まちにわ” ~四季を感じ、触って遊んで関われる庭づくり~
  キューズモールに子どもたちと一緒に2つのお庭をつくり、みんなで育てています。
  また、お手入れや摘みとった植物を通して、地域の方にも植物と触れ合っていただく機会
  (ワークショップ等)をつくっています。
🔗“はなにわ”と“まちにわ” ~四季を感じ、触って遊んで関われる庭づくり~ | ギャザリング活動|東急不動産SCマネジメント

【パートナー(主催者)】

もりまちっこ(ボランティア団体)
Instagram もりまちっこ(@morimachikko) • Instagram写真と動画

―  もりまちっこ発 「まちっこぐらし」について  ―
「まちっこぐらし」は、もりまちっことして、森之宮界隈での活動から生まれました。
コンセプトは、「都会のど真ん中にいながらも、暮らしの一コマにふと想いを馳せ、自然を感じられる時間をつくれたら。」そんな何気ない想いから思いから、まちっこぐらしは生まれました。
そして、今回のテーマは、「しめ縄作り」。


【開催の経緯】

私たちは毎日当たり前のようにお米を食べています。しかし、その「稲わら」に実際に触れたことがある人は、意外と少ないものです。ましてや、わらを編んだ経験となると、都会ではほとんどないのではないでしょうか。ここ数年、もりまちっこメンバーの中では年末の恒例行事になりつつあるしめ縄作りですが、「もりのみやキューズモールBASEで、施設に来られるお客さんと一緒に作れるような形で開催してみたらどうだろう?」そんな流れから、今回の開催となりました。

  


まずは、、、霧吹きでわらを湿らせ、棒でたたいて捻じりやすくします。
普段なら、子供達には「棒でものを叩いてはいけません!!」と注意されがちですが、この日は特別です。叩いてもオッケー。子どもたちは目を輝かせて、バンバン、バンバン。
わらが柔らかくなったら、いよいよ編みはじめです。とはいえ職人さんはいないので、ひとつのしめ縄を編むのに、だいたい三人くらいの手が必要になります。

親子二人、参加者、そしてその場にたまたま居合わせたもりのみやキューズモールBASEのお客さん、、、
顔見知りでもない人同士が、「あ、それ反対方向!」、「ちょっと待って、こっち回すね!」
なんて言いながら、あーだこーだと手を動かしていく。少しずつ“縄っぽい形”になっていく過程が、なんとも面白い時間です。

参会者みなさん、初めは「子どもに体験させたくて」参加したはずが、気づけばお母さんのほうが夢中になり、その横で飽きた子どもたちがワチャワチャ過ごしている。そんな風景も、この場らしさです。

しめ縄作りひとつで、ゆるやかで、あいまいな関係性が生まれていきます。そんな中で時々、「え、そんな発想ある?」と、大人がうなるようなことを、子どもたちがさらっと見せてくれる瞬間もあります。
教える人、教えられる人。大人、子ども。その境界線もあいまい。でも不思議と、お互いに影響を受け合っている空間です。

もりまちっことしては、「しめ縄作り」という名前を借りて、それぞれが何かを感じ、何かに触れられる時間になればいいなと考えています。そんなくらいの気持ちで遊んでいます。それぞれのペースで過ごしていい空間。落ちているわらを一本握りしめて遊んでいる子がいてもいいし、ぽろりと落ちたナンテンの赤い実を拾い集めている子がいてもいい。正直なところ、完成形が“しめ縄”でなくてもいい、とさえ思っています(笑)。

もりのみやキューズモールBASEの、ちょうどいい距離感で子どもに目が届く屋外環境は、親子の気持ちをふっと解放してくれる場所です。メンバーの思いつきから生まれる、ゆるやかな随時開催ですが、 また次回の「まちっこぐらし」も、どうぞ楽しみにしていてください!

【当社ギャザリング担当から】

もりまちっこ のみなさんとは、“はなにわ”と“まちにわ”の活動で、もりのみやキューズモールBASEの一部の植栽手入れを年間通して、子供達と一緒に行って頂いています。お手入れを行う中で採取できる草花を使って、来館者の方や出店者様を絡めてイベントなども開催して頂いています。ショッピングモールにおいて、公共空間とまではいきませんが、公園のような使い方ができる「場」をもりまちっこ のみなさんと作っています。しめ縄づくりも、その活動から生まれたイベントです。地域の親子サークルのもりまちっこ のみなさんが、もりのみやキューズモールBASEを地域に住むお客様という視点のみならず、地域に必要な「場」としても見てくれている様に感じています。